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大図 章
Optics & Laser Technology, 32(5), p.379 - 383, 2000/07
ピンチプラズマからのX線放出効率は、予備放電プラズマの状態に強く依存する。この予備電離プラズマに回転プラズマを用いたところ、予備電離プラズマの径方向プラズマ密度分布等の均一性あるいは一様性が改善され、ピンチプラズマからの軟X線量を向上させることができた。回転プラズマの電離度及び空間分布に大きく影響を与える印加磁場強度の増加に比例してX線量の増加が観測された。400Gaussの磁場強度では、磁場がない場合に比して3倍X線量が増加した。これらの結果は、磁場強度の増加に対する回転プラズマ(予備電離プラズマ)の密度分布の一様性が改善されたためであると考えられる。
武井 早憲; 谷本 育律*; 大沢 哲*; 細山 謙二*; 江本 隆; 榎本 収志*; 紙谷 拓哉*
PNC TN9410 98-053, 43 Pages, 1998/04
事業団では、大電流電子線形加速器の利用技術の一環として、単色ガンマ線源、自由電子レーザー、大強度陽電子源などを検討している。本報告書は、大強度陽電子線源を開発するために、陽電子ビームを効率良く収束する装置への超伝導コイルの適応性を評価した。超伝導コイルを用いた場合の陽電子強度を常伝導コイルの場合と比較したところ、強度が2倍以上になることがわかった。さらに、ソレノイドコイルとして超伝導コイルの特性を調べるため、小型コイルを製作し、定格電流まで励磁する試験を実施した。中心軸上の最大磁場強度を測定した結果、設計値である5.6Tを達成した。従って、陽電子ビームを収束する装置に超伝導コイルを用いた場合、収束コイルとして機能することを確認した。
小川 雅生*
PNC TJ1607 91-001, 14 Pages, 1991/03
中性子の少ない核融合反応を用いてエネルギーを取り出すことを指向した研究の初期段階を行なった。本研究ではエネルギーが1020keVの重陽子分子イオンビームを入射し、解離した原子イオンをミラー磁場の中に閉じ込めるための基礎実験装置の設計を進めた。装置の設計に必要な情報を得るために、ビーム軌道のシミュレーションを行なった。